新古入り混じるもの

私たちのエンゲージリングは、
今にも受け継ぎたい様式美と
スマートなフォルムを併せ持つよう
設計、製造しています。

そんなリングのディスプレイにケースを探していたところ、
1890-1930年代のベークライト製ケースに出会いました。

時はアール・デコの流れが起きた頃、
新素材として注目されたプラスチックの一種であるベークライトは、
きっと当時の人たちの目を驚かせたことでしょう。
艶やかな質感、軽さ、自由な成形性、
シャネルがボタンとして採用するほどですから、
革新的な素材だったに違いありません。

そして、国や時代を超えて、私たちの手に届いたケース。
モダンな素材使いやシャープなシルエット、
そして少し懐かしい佇まいに
生まれたてのエンゲージリングがしっくりと収まりました。

常に、時代は動いています。
新しい技術、成熟する価値観、
その素晴らしい進歩と同じように
プリミティブな手仕事、
古き物事の変わらぬ良さも大切にしたい。
心地よいバランスの軸をどこに持つのか、
多くを見、知り、精錬を重ねていきたいと思います。

一つのケースからの気づきを噛み締めて。

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